居 七 十 七 ( い な と な ) は 兵 庫 県 丹 波 篠 山 市 の 山 と 田 ん ぼ に 囲 ま れ た 地 に て 営 む 漆 器 や 日 用 品 な ど の お 店 で す

2014年9月15日月曜日

秋の景色

喫茶のお席に 置き土産


ありがとうございました!  おかげさまで良いお天気


ツーリングバイクも行き交ってます。そして、居七十七前の田んぼも見事に実りました。見とれてしまいます。今年は特に感動してます。うちのこ、冬生まれですが名前はこの田んぼの実りにあやかったような名前をつけました。うまれて2回目の秋ですが  景色の色は去年よりも、益々、年々、 身に、目に しみてます。

夕暮れ時  稲穂と彼岸花

ブログを書いている今、家の中のどこかで 良い音色の虫が奏でてます。響いてます。すきまが多い古い家ならではの 時節ネタ、楽しいあるある です。








2014年9月11日木曜日

くろい煮物

我が篠山の誇る農作物・黒豆はお正月に炊く 甘い黒豆煮が有名ですが  普段、煮物やご飯と一緒に炊いても美味しいです。1歳半のこどもも大好き。ただ黒豆は他の物も黒く染めますので、、黒いもん どうしで炊いて、 明るい色の白漆の小鉢に盛りつけてます。ゴボウ、なすび、こんにゃくと。



栄養ありそうな黒い食材、手づかみでパクパク。


2014年9月10日水曜日

ぐいのみ 小鉢 こども椀 小皿

ぐいのみ、 小鉢、 こども椀、 小皿。
ちいさめ器のコーナーを作ってみました。

好きな立ち位置で 集合写真!  とういう愛嬌ある一角です

2014年9月9日火曜日

工藝の神無月

空気がツンとしてきて、 栗ご飯が食べたくなってきて、篠山は すっかり秋の風情となってきました。農家も街中心部も 賑やかになる この季節は例年 私たちも   ササヤマルシェ参加や企画展開催など表現の季節となっています。
居七十七4年目の秋は 大変 光栄なことに 丹波古陶館45周年記念企画展「工藝の神無月(こうげいのかんなづき」にお声掛けいただき出展することになりました。中西館長さんにお話しをいただいた際そうそうたる 参加出展者さんの名におそれなしていた夫。製作に没頭し  空いた時間は資料を読み  あんまり多く語らず 静かに励んでいる姿があります。今回の出展はまた一段と向上心が高まったように見られました
黒豆の販売解禁時期の10月上旬に 篠山市の河原町という通りで開催されます。ぜひ、遊びにいらしてくださいねー!
























丹波古陶館45周年記念企画展
「工藝の神無月(こうげいのかんなづき」
2014'10/4sat〜5sun および 10/10fri〜10/13mon
10:00〜17:00 全日在廊予定 
丹波古陶館前 鳳凰会館(篠山市河原町180)
※会期中 居七十七も通常営業

2014年9月7日日曜日

布縁の拭漆椀



φ120mm H85mm 栗の木の   ゆったり大らかサイズのお椀ができあがりました。
縁口 黒く見えます部分には 布をかぶせ 漆を施しております。


その 大きさや質感は 視覚で認知した以上に 心地よい軽さの椀となっております。
その軽さは使い心地に響いてくるかとおもわれます。


ぜひ 手にとってご覧いただきたい 一品(ひとしな) です。





2014年9月2日火曜日

cafe Prudence(カフェ プルーデンス)さん

神戸の、知り合いの先生がやってる
cafe Prudence(カフェ プルーデンス)さんに行ってきました。
お店にはスチールの大きいラックがあります。



なんと
野菜の水耕栽培システムを持つ棚


理科の実験室のように 横の 黒板には栽培の事が説明されてます〜。


そこで育った野菜の 美味しいランチをいただきました。


階下には 10年ほど前、私が勤務時代に設計させていただいた
神経内科クリニックがあり 久しぶりにご対面しました。



三ノ宮駅・神戸市役所近くです。お勧めです!
cafe Prudence(カフェ プルーデンス)
http://prudence.petit.cc/pineapple1/













2014年8月30日土曜日

飾り高台の拭き漆小鉢

高台に飾りを ほどこした 拭き漆小鉢ができあがりました。
φ110mm H80mmです。




銘々に 向付け(むこうづけ)や 煮物を。 食卓にひと鉢、お漬け物。
デザートに 甘味ーアイスクリーム、フルーツ、ゼリー、パフェ!などー
いろいろ 似合いそうな、楽しみな新作です。自分らしい 器使いを試す事ができそうです。 


縁口は心地よい厚みを持たせ 角度を持たせました。
下に続く曲線、特に 高台でぷっくり感と安定感を持たせた全体フォルムは
各部位でバランスを微妙に調整しました。

2014年8月29日金曜日

なつやすみを味わう

以前から 行こう行こうと思っていたけど
あした行こう、と急に定めて 久々の大切な友達に会ってきました。
近くて遠い、自由席の列車旅、スタンドバイミー。

居七十七は定休日として週2日もいただいております。
平日も14時からの営業と、ご不便おかけしてます。。
やりくり下手で出不精気味ですが そのスケジュールの中で精一杯
世間の夏休みと連動して楽しめたらなあと、今年は頭を働かせた夏でした。


新幹線6年振り

 ランチして、遊びの広場で子ども同士大人どうしも遊んできました。

岡山も暑かった〜Rちゃんありがとー!涙
今回は日帰りでした。また、ゆっくり岡山巡りしたいです。

2014年8月28日木曜日

ありがとうございました!




先日8/26に  くらしの工芸展in六甲アイランドが 終了いたしました。
大阪   神戸  その他 多方面から。 大勢のお客様がご来場くださり
ほんとうに嬉しかったです!ありがとうございました。
参加作家さんの 魂こもった作品群、そして
椅子作家の  小島優さんが 実際に旋盤をまわし 椅子作りを実演されてたので
説得力ある展覧会だったなあと 感じました。
夫も、お客様と器(うつわ)談義したり
小島さんの横で トレイを実演製作したり、実りある1週間でした。





今年も残すところ、あと4ヶ月。
こういったグループ展や、個展、企画展、イベント出展など
4ヶ月のあいだに  実は なんと、、 
おそらく5回 (!) 行うことがほぼ決まりそうです〜。
また 詳しく決まり次第、お知らせいたしますね。





2014年8月22日金曜日

くらしの工芸展in六甲アイランド

くらしの工芸展in六甲アイランドが昨日8/21より始まりました!
神戸ファッションマート3Fにて本日より26日まで開催です。
会場では小島優さんが椅子制作の実演,

夫は削り台とかんなを持ち込んで手仕事の実演を行っております



2014年8月20日水曜日

2014夏の旅2

2014夏の旅1の続きです。
輪島にて。おなじみやさん、という名前のお店


打ち合わせ終了した夫と合流


お手頃で新鮮でおいしい魚定食を頂きました。
夜も行って食べてみたい、割烹小料理屋さんでした。
観光地で見つけた町歩きマップに載ってたお店、美味しかったです。


その後、車で10km弱くらい走った地
輪島の山奥の、和紙工房へ



 


旅の途中に知った、能登仁行和紙の存在。
連絡先を教えてもらい   急にアタックして
アポイントをした私たちを 快くその工房へ迎え入れてくださいました


遠見さんのお母様と息子さんとの伝統工芸のなす技。
先日、先行してこの和紙商品をご紹介したため
重複しますが、。
伝統工芸士 遠見さん親子の和紙工房は、作業に使うために山から引いてる水の音、
操る機具の音、わずかにさしこむ自然光、響いてて  とても神秘的だった。のです。



静かな声で和紙のことを静かに話される遠見さん。
杉皮を溶かした槽の前で。
この杉皮や、あすなろの木、そして なんと、竹や、みょうがの葉(!)
で 実にしっかりした和紙を作られています。


せせらぎの たもとで、たくさん咲いている(育てている)
草花や  海岸で拾った桜貝を漉き込んだ和紙などなどなど


建築材料としての和紙壁紙にも興味があったので
お話し乞うて教えていただいたり ぐっと和紙が身近になった ひととき

その後、知人にお勧めしてもらった七尾市の 歩らりさんへ。



おー!この外観!
昔、万年筆屋だった建造物を、
暮らしの雑貨店として  ご夫婦が蘇らせました。
2階の窓、 ペン先の形。
商品群もアンティーク家具や凝ったステーショナリーや
器や、グローサリーや、などなど、目移りするラインナップ。
このご夫婦とお話ししてみると    偶然、つい数日前、
篠山観光をされていたそうで
お互い初対面なのに すれちがいの 遠距離恋愛をしていたかのような、
親近感を抱いてしまいました。
急ぎ足ですみませんまたゆっくりお伺いします〜。

続く


2014年8月16日土曜日

多治見と輪島からの新商品など

夏旅の記事を はさみまして  一転  こちらは居七十七店内。



その旅で買い付けてきました 多治見や輪島の商品が
お盆を迎える頃  ようやく きちんと陳列できました。

旅先で電撃的な出会いをした 石川県輪島の能登仁行和紙。
伝統工芸士 遠見さん親子の和紙工房は、作業に使うために山から引いてる水の音、
操る機具の音、わずかにさしこむ自然光、響いてて  とても神秘的だった。


工房の畠で育ててらっしゃる野花を漉き込んだ和紙の一筆箋など



桜貝をそのものを  散らし、漁師網を 一緒に 漉き込んだ和紙、
下段は  左から ミョウガの葉っぱ。杉の皮。
つなぎにたった5パーセントほどのコウゾを
いれているだけの、植物がしっかりと『紙』となった品物 。技の力です


多治見ではデットストックタイルを。幾度と買い付けに伺っております。
今回は、特に めずらしいタイルを 多種、分けていただきました。




















志野、鉄錆、鉄砂、などなど。 陶芸の世界に近い,,,,



水辺の風景を描いた 絵タイル



ちなみに、この機会に  他の店内カットを 少しだけ


スタッキングボックスは 夫作の木製品。ディスプレイ してるのも各々 雑貨商品。



使われなくなっていた むかし祖母があつらえた本膳を
居七十七あがりがまちに 登板させてみました。



とある片隅では  設計の施工例を フォトフレームで
スライドショー・タイム!してます



2014年8月12日火曜日

2014夏の旅1

輪島と多治見。石川県と岐阜県に、仕事で行く事になりました。
すごい距離間(感)です。見知を深める所、リフレッシュできる所を
いろいろはさんで、流浪してきました。流浪とは、ポイント以外、
計画たてず宿も決めず旅する事。スマホと野生の感を交互に使って




金沢21世紀美術館



建築家 中村好文さんの小屋展も見ました。


小屋展開催の事は夫が予め知っていて。
旅の一発目に、良い展示を見られたので 幸先よろしかったです。
中村さんの優しく見えるデザインだけど 緊張感ある納まりを目の当たりして
ビビビっと刺激受ける。


新竪町通りの八百屋さん。


あと、旧sui  に初めて行く。金工作家の竹俣さんのお店で長話。
竹俣さんの工芸話、裏も表も すごく面白い〜!


一路 富山に走り、旧友と再会〜。絶品回転寿司ごちそうになった!! 海の町は良いな。


旧友とは短い時間だったけど  子どもはあっというまにテンション上がる。
やはり わかるんだな。

夜中、能登半島を北上して、車中泊。北陸も、夜は暑かった。
朝。能登半島の見晴らしの良い道の駅。


輪島着。夫は打ち合わせへ。私は子どもと輪島の朝市へ。


観光地だけど おっちゃんみたいに強い おばちゃん達の商魂と憂いを垣間見ては
買い物を楽しみました。売り子は女と決まってるみたいです


製造元、数 少なくなってきましたと説明してくれる  輪島塗のお店と工房


2014夏の旅2に続く