居 七 十 七 ( い な と な ) は 兵 庫 県 丹 波 篠 山 市 の 山 と 田 ん ぼ に 囲 ま れ た 地 に て 営 む 漆 器 や 日 用 品 な ど の お 店 で す

2014年6月30日月曜日

7/6sunランチします

おかげさまで
来たる7月6日sunで 居七十七は3周年を迎えます。
居七十七をオープンしたからこそ、出会えた方々や出来事   かけがえのない日々。
日々の積み重ねなので 3年、特に節目とはしませんが
思い立ちまして
この日は 3周年を記念し、漆器を使ってランチ営業しようと思います!
黒豆ご飯 / とりのからあげ  / 丸ごとグリル玉ねぎ入りのポテトサラダ / おひたし /  煮物
など。当日の野菜の入荷具合と気分次第で料理させていただきますねー
ご飯や 黒豆、玉ねぎ、ジャガイモ、キャベツ、トマトなどの野菜は
うちの村、居七十七の 真ん前の田や畑のあるじ  幸乃さんの無農薬野菜を使います。
少量ですが幸乃さんの野菜、販売も予定していますー



時にこちらでも紹介してまいりましたが
居七十七店頭で 漆器や 木の器を 販売させていただきながら
実際に使った風景・使い方・使い心地など 
店頭で、接客にての ご説明だけでは なかなかお伝えしきれないなあと思っていました。
この機会に 漆器や木の器の  食卓での雰囲気を味わっていただければ幸いです。
7月6日12時から 無くなり次第終了とさせていただきます。
どうぞよろしくお願いします。




2014年6月29日日曜日

色漆縁の深椀

直径φ180mm  H80mm ポプラ材の 拭漆椀が 店頭に並びました。
深くどっしりしておりますので
うどん  そば   丼物   芋の煮っ転がしなどのお料理に 幅広くお使いいただけます。
口当たりをよくるすため、縁を薄く削り出しました。
そこの、強度を持たせるため
布を縁に巻き、布部のみ色漆(黄・ベンガラの2色)を塗りました。
全体は拭き漆で仕上げております。













2014年6月27日金曜日

小さなテーブル ※sold out



以前ご紹介した  この、小さなテーブルを、納品に行ってまいりました。
知人であり 造園家の方の、新築新居に、晴れてお嫁入りしましたでございます.




ご紹介した当時の姿に、あらたに 千切り(ちぎり)といわれる
木栓的な、割れ止め部材を埋め込み加工しました。


テーブルはオーク材。千切り(ちぎり)はウォルナットという地黒の木。
要素として アクセントにもなっています。
小波さざ波のような彫りも ほどこしているので
天板全体にくまなく手を入れ 作り込んだといっても過言ではない
小さいながら要素をさまざま しっかり持たせつつ まとめ作りあげたテーブルです。
<完売しました>
天板の切り出し、脚の形。



これからグングン成長される元気なお子さんがおられる
ファミリーの一員に、その要素をいかんなく発揮し
どんどんT 家色に 染まっていって欲しいと願っております。




T様、ありがとうございました。

2014年6月25日水曜日

布継ぎ盆 拭き漆

直径φ270mm オーク材の 布継ぎ盆 拭き漆の器が 完成しました。
帯状の布を一箇所 貼り込み、 ベンガラを塗布。
そんな、アクセントを入れる事、
何でもないようで、大胆な試みをしてみました。
器全体は拭き漆で仕上げております。
リム面積の比率。角度。R。厚み。店頭で 触っていただけますと幸いです。
お盆として、前菜皿として
楽しく食材を盛っていただけるような
使う方の、自由な発想が引き出せそうな
器になってくれればと思います。









Z

あまのじゃく  なので
わかりやすいデザイン物、流行物、便利物、
格好から入る、、等々には 躊躇(ちゅうちょ)するタイプです。
実用的で、形も気に入ってて
六年間 私の脚になってくれた車。
最期に撮った写真は しかし めっちゃ格好良かった!
記念に、ここに記します。
調子良いし 次のオーナーに託しました。


2014年6月23日月曜日

国道9号線で

先日の定休日、鳥取と島根へ1泊で出掛けてました。
国道9号線を使い ほぼ下道でのゆっくり旅。
3ヶ月前も鳥取へ旅行に行きましたが。
今回は、宿を決めず、親戚と会う約束はしてるけど
それ以外は  ざっくばらんに行きたいところに 
ただ、あそこへもここへも、と 車を走らせ ちょっと疲れました,.。
でも! もちろん! 充分たのしんできました。

ふらっと行った岩井窯は、  おおお! なんと   かっこいい、、、佇まい。
まったく予習無しで 立ち寄ったので  はっ!としました。
どう、凄いかは、実際 体感していただきたいので  略しまして。写真を 少し,,,




窯主の山本さんご家族と 恐れ多くも ゆっくりお話しさせていただきまして
ありがとうございました。器を購入した夫、開封後 自宅で何度も何度も眺めてました。

その後 島根の湯町窯にて。



こちらでも窯主の福間さん自らが ご対応してくださって
ありがとうございました。夫と私と、1種ずつ購入。
私は買い足したかった 湯呑みを。
口あたりと、触り心地(熱くない作り)が良く  重宝する湯呑み、一番 好きな湯呑みです。
色とりどりの前栽から 垣間見られる 植物好きな、そして
ちょっと ひょうきんな お人柄に接することもでき  幸せでした。

宍道湖の夕日もよかった!





夕日スポットとして打ち出してるンかな?

撮影してる人、(平日だったし、雰囲気も、結構 地元の人っぽかった)
多かったです。人、多いだろうけど  お勧めです。
湖だけど 淡水海水まじっていることを思いだしました,潮のニオイがしたので。
玉造にて立ち寄り温泉につかり さくっと夕飯すませて
なんとなく車中泊で利用した道の駅
目覚めると中海に面した気持ちの良い場所だった。



中海を内輪で描くような境港の県道<338>は お天気にも恵まれ 
爽快な、どこまでも爽快な ドライブコース。
山、谷、また山、の地に住んでいるので 
山陰の  平野と海に光る日差しが新鮮で気持ちよかった。
気持ちよすぎて 住みたくなるような哀愁を感じました。

そして。今回は、木製の郷土玩具を買い付けてきました。



挽物と泥絵具で仕上げられた十二支です。
伝統工芸士のご主人と、その奥さま、ご親戚による家内製造です。
我が家とは挽物で共通するため(ただし創業200年!と断然 格違い! )
温かい会話の内容が、 じんわりと 心構え,ご指南として響きました。
鳥取土産として、愛溢れる動物達が仲間入りし  新たな息吹も  居七十七に加わっています。






2014年6月18日水曜日

胴長の拭漆椀 ※sold out

挽き跡を残し 風合いを持たせた 胴長の拭漆椀が完成しました。
φ110 H 80 の ポプラ材です。
見た目も、使い心地も、 安定感がある形。<完売しました ただいま 製作待ち>


そして 持ちやすい形になるよう思慮した椀です。
手に 椀を取る時。高台と側面に手を添え続ける(食事中)の時。


残した挽き跡は 風合いが  、と冒頭で記しましたが
滑り止めの効果も 合わせて持たせております。




蕎麦ちょことして 飯椀(ごはん茶碗)として    おひたしなど盛り小鉢に
これからの季節 アイスクリームと白玉とアズキ一緒に(!おいしそ、、 )
などなど 食卓で多彩に名脇役として活躍してくれそうな拭漆椀です。

<完売しました ただいま 製作待ち>

2014年6月15日日曜日

夏前、6月の記録


いざ梅雨入りしてから 降るか降らないかハッキリしない天候が続き
気温も肌寒かったです。今日ようやく夏日でした。ちょっとビックリしたのが
お隣町では罹災証明発行まで いたった 先日の暴風雨とヒョウ。




あの嵐でホタル、大丈夫やったかなと 気になり 久しぶりにゆっくり観察したら
庭や いつもの散歩道にちゃんと光ってました。




いつもの散歩道、長袖を着てないと すぐブトにかまれてしまう。
蛍も、ブトも  水がキレイな地にのみ 生息してるから仕方ない。。。
それぞれの両側面を まさに体感してます。



平日のゆっくりご来店ペース時は こどもを店内でくつろがせ(遊ばせ)、ゆったり接客。
週末はお客様の途切れない時もあるので ご家族連れのお子さんと遊んでもらいつつ
夫とゆったり接客してます。"ゆったり"は我が店のキーワードやけど 
物販、及び  まがりなりにも飲食業、オーダーが入ったらテキパキ します。
大昔、ファーストフードでバイトしてたから 変な癖が残ってるのか
脳はゆったり  やのに手元が焦る事もあり。
今日は、せっかく焼いたタルトに アイスコーヒーを降り注ぎました。ショック・・・




しゃあなしに食べてみたら珈琲味の大人のタルトで美味しいけど。
大量の 私たちの  おやつにが出来てしまいました。

来月で、居七十七もオープンして3年。
相変わらずこんな感じで  店としての精進  まだまだ足りないのに
通ってくださるお客様が増えてきてほんとうに嬉しい。
夫の製作する器、力強くなってきているのは確か、かな。 確か  です。
紹介しきれていない器  また 少しずつご紹介していきますね。


2014年6月11日水曜日

色、いろいろ





名のわからない野花を 活けたベンガラ漆器を
脚付きトレイに飾ってみた 中央テーブル

漆器や木の器を組み合わせてテーブルコーディネート(っぽく)挑む時
むずかしかったり面白かったりして、 脳の   普段 使ってないところが活性化されます。
最近は多種 色や素材など ぶつけてディスプレイしてます。

梅雨の日、 夕刻、 閉店後の 居七十七店内


消し忘れた ライトの暗い明かりと ボヤッとした外の潤った緑の色が
よい感じでした。


2014年6月2日月曜日

陶芸家の住宅

ここ1週間くらい、気が 抜けてました。
設計した 住宅がひとまず形になったからです。
住人は私の友人で、陶芸家。
友人と、0歳の我が子と、めくるめく時間を重ね 設計したので
特別な空間を作ることができた気がします。
この機会をくれた友人に、心から感謝!!
先日、完成したーっ!  と大きく深呼吸しましたが
残工事が もろもろあるため  あともう一息 といったところ。
完成したら   また きちんと撮影します。今日は、 分部的なカットを。




 住む本人が焼いたタイルをエントランスに。
 足もとは モルタルと那智黒の一二三石仕上げ


 床から小上がりをつけた 大枠付きのダイニング窓


 ダイニングの高天井と天窓


 キッチンの飾り梁


 古建具(型板ガラス)の 明かり窓。キッチン形状も設計


 モザイクタイル調のキッチンパネル


 水切り付きのキッチントップ



 各部屋には、古建具を使用しました
 明治時代からのビルにあった建具です。
 青い笠木、白・グレーの珪藻土、古建具



 新建材のブラックの階段。スギ材欠き込みの手すりに
 女竹(めたけ)をしのばせて。そして、青い笠木

 階段上には デンマーク   フレンステッド社 のモビール



 階段室 腰壁は  面取りスギ材貼り
 床フローリングは  すべてシェアウッズさんのオーク材


 キッチン裏の  洗面所。明かり窓の 斜め格子のうち1本は  筋かい。
 ミラー下には  居七十七でもあつかっているデットストックタイル


 絞りきれず すみません。
 たくさんの写真をご覧いただき、ありがとうございました。