居 七 十 七 ( い な と な ) は 兵 庫 県 丹 波 篠 山 市 の 山 と 田 ん ぼ に 囲 ま れ た 地 に て 営 む 漆 器 や 日 用 品 な ど の お 店 で す

2016年10月1日土曜日

秋雨の下で


運動会が終わっても天気予報が気になるくらいの、終わりなき秋雨前線に見舞われていますね。
漆器作りには 湿度は重要な環境条件。湿度が高いと漆の乾くスピードが早すぎて 塗りにくかったりします。除湿機を初めて使ってみたり。新たな作業場に引っ越ししてきて、木地作り、加工する作業場と   塗り部屋を分けたのでそれぞれの工程の作業効率が良くなったそうです。 
晴耕雨読ならぬ晴耕雨図面はやはり憧れで終わるのか?仕事優先で過ごしていて、念願だった家庭菜園スペースに さあ手をつけようとしたらの雨続き。やんだ隙に畝作り。筋肉痛、。でもちょっと進みました。
図面を進めて、事務仕事。事務も大事な仕事です。ここの場所を終の住処と決めたので 住所印を初めて作りました。ドキドキしました。 データ入稿できて、それが拍子抜けするほど単純でよく出来ていて、 1日で届いて感心しました。必要ないけど ハンコ、また作りたいです。

2016年9月28日水曜日

工藝の神無月(こうげいのかんなづき)



展覧会のお知らせ◇ 
来たる10月初旬の3連休。丹波古陶館さん主催の「工藝の神無月(こうげいのかんなづき」に、本年も出展させていただくことになりました。一昨年からお声掛けいただき、本年で第3回目。旬の枝付き黒豆が実り、山の幸の産地として賑わう時期の篠山にて  行われます。 年に一度のこの展覧会に、作家として  毎年 気持ちを奮い立たせ、漆器の新たな可能性をさぐるため 身の回りの事かなぐり捨てて 没頭して、制作しております。皆さまのご来館、お待ちしております。今回の展覧会案内フライヤーも、(野澤裕樹の作品2つ、先輩作家さんの作品と調和させていただいて、、)とても美しいデザインにしていただだきました !



「工藝の神無月(こうげいのかんなづき」
2016' 10/7fri 〜 10mon
10時〜17時 全日在廊予定 
丹波古陶館前 鳳凰会館 ( 篠山市河原町180)



※会期中 居七十七にも合わせてお立ち寄りくださいネ
(10/9・10/10営業 )



2016年9月26日月曜日

雨とレコード


今日も秋雨デー。明るい日差しのもと夏にオープンしたので
しっとりした光での営業はこんな感じなんやあと店主も落ち着けるほどの雰囲気です。店内入ってすぐの部屋には、居七十七で作った無垢材家具、そして各方面で作られた竹や金属の面白い品々を並べて。前のお店でも掛けてましたが、こちらでもレコードを掛けてます。天窓が弾く雨音と針が盤を鳴らす音が心地よい月曜です

2016年9月23日金曜日

白漆皿と欅味噌汁椀を使って

今日の昼がり、久しぶりにサッと日が差し込みました。今月は日照時間が少ない日が多かったですね。
自宅での昼ご飯は、曇り空に打ち勝つ元気な色合いで。
白漆皿には、豚を焼いた物に味噌だれ、白和え、生野菜などを盛り付けました。漆器はランチプレートとしても軽快に鮮やかに、お使い頂けます。欅味噌汁椀には玉ねぎとおあげの味噌汁を。

2016年9月21日水曜日

19時過ぎ。だいたい毎日この時間に作業場を閉めてます。
明かりの灯った作業場、かっこ良かったので。

漆染めボウルも



篠山の季節はしっかり秋、何度目かの台風が過ぎて。皆様お変わりありませんでしょうか。私は連休前日まで仕事に没頭、その後の土曜日は遠方へ外出予定でしたが 子供の発熱で モードをギアチェンジ。連休営業日は 昼間はお客様と、朝夜は家族との時間をじっくり過ごしました。
この連休、しばらく品切れだった漆染めボウルも、お店横の作業場から出来上がって棚に並びました。
連休と台風が過ぎ、夫は今日もいつも通り器作り。私は事務仕事と垣根の刈り込み。久しぶりの庭仕事、手がワナワナに、、 あんまりスカッと仕上がらなかったけど ずっと気になってた所に手を付けられたので気持ちがスッキリしました。

2016年9月11日日曜日

漆染め皿出来上がりました




本日も12時からオープンしました。お店横の作業場から、漆染め皿が 出来上がってきて並びました。タルト皿も久しぶりにお目見えです。
座布団スツールに腰掛けて、ごゆっくりご覧くださいね。
新たなお店となってから、喫茶でご提供しているアダおばさんのお米タルトとクッキーのテイクアウトもはじめました。お土産に、ご自宅でのおやつに、お買い求めいただいており嬉しいです。

2016年9月9日金曜日

色漆縁の深椀に



残暑のお昼には色漆縁の深椀(丼)に 冷麺を。刻み紫蘇の胡麻醤油漬けが風味良く 元気な色合いの椀で しっかりエネルギーチャージできました。



夫の木工作業は休みなく続いています。昨日、半日だけ時間をあけてくれて 一緒に菜園作りをしました。

2016年9月6日火曜日

空間と空気







昨日、一昨日と、居七十七にお客様を迎え 今日はひとりデスクで図面書き。居七十七という空間をお客様とワイワイ共有する営業日を経て、図面という紙面上にて想像空間を一人、チョコチョコ浮遊する平日を過ごしています。
この夏 完成した設計物件へ、先日 訪れてまいりました。石積みの納屋だった空間を、梁をあらわしにし 柔らい雰囲気に改装しました。風や空気、空気感と、通りが良いように。建物も、住人も、年を経るごとに 丸く ツヤを帯びる事ができるように。いろんな箇所を用心深くしながら、されど、 大らかに楽しく、建て主さんと施工者さんと作った住宅です。オーダーいただいたご家族の皆様、本当にありがとうございました。この場を借りまして厚く御礼申し上げます。これらは部分部分の写真。オーダー家具がすべて揃った折には、空間全体も撮影する予定です。

2016年9月4日日曜日

かご、陶器



かごや陶器の新商品が入荷いたしました。
本日も12時から皆様のお越しをお待ちしております。

2016年9月3日土曜日

塗り部屋

居七十七店内から、通り土間を介して  塗り部屋が見えます。漆などを塗り仕上げ、乾燥させる室(漆風呂)も この部屋にあります。この塗り部屋、   木を加工する作業場とは、別の区画になりました。これは、新たな居七十七で、念願叶った事のひとつ。凛としてた今朝の塗り作業風景。


2016年9月1日木曜日

平日



居七十七の営業日、日曜日と月曜日以外の平日。夫は漆器作り、私は住宅などの設計作業をしています。新たな地に引っ越したので建物や土地、 いろいろ整える作業も様々、してます。
今日は お客様宅の作図して
座敷庭の枯葉を掃除。


2016年8月1日月曜日

引き続き白い暖簾

移転先の道順や営業日などお電話でのお問い合わせ 数々 頂きありがとうございます。旧街道沿い神田神社ななめ向かい 白い暖簾がかかった古民家です。

居七十七 いなとな
<新住所>〒669-2803 兵庫県篠山市大山上517
tel fax 079-506-0343
URL poncrafts.com/home/inatona
営業日 しばらくの間 日、月曜日のみ
12~17時まで


2016年7月21日木曜日

くらしの工芸展

和歌山市にて、本日から開催される『くらしの工芸展』に出展いたします。
拭き漆の器を中心に、名だたる民芸作家さんに混じって並べて頂きました。和歌山のM'sギャラリー12番丁さんにて、31日までです。
5年前、まだお店を持っていなかった私達は、
できる限り、参加できる限り、各地のクラフトフェアに出店していました。
益子。丹波。駒ヶ根。明石。姫路。新開地。高野山。そして和歌山市。
5年ぶりに、また和歌山の地にて、皆様にご覧頂けますこと 大変嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

2016.7.21木~31日
11:00~19:00
GALLERY&Cafe M'sギャラリー12番丁
和歌山市十二番丁10
℡073-431-8255

(期間中、篠山の居七十七は通常どおり営業いたしております。)




2016年6月15日水曜日

新しい、居七十七 いなとな

移転オープンまでお時間いただきました、ほんとうに お待たせいたしました。オープンし、お店に立ってみて初めて、店内から気持ちよい空気をもらいました。これは、長い準備期間中、計画しながらも気付けていなかった、ほんとうに良かった点。オープン初日からの数日間、お客様との対面で お話ししていたら 久しぶりだったせいか 何度も喉が ひ上がり咳き込んでしまいました(すみませんでした〜)
以下、新しい居七十七の お気に入りの店内カットです。























2016年5月31日火曜日

2016年6月11日オープンします

水田の苗が青く風にそよぐ今日この頃。移転準備に長らくお時間をいただいております。予定から遅れてしまいましたが、お店作りをコツコツと進め続け、このたび やっとオープンする運びとなりました。6月11日土曜日 正午にオープンいたします。ずいぶん、お待たせいたしました。また皆様にお会いできます事、楽しみにしております。新しい居七十七を、どうぞよろしくお願いいたします。

居七十七 いなとな
営業日 当面の間  日・月曜日のみ
時間 12時から17時
兵庫県篠山市大山上517
℡ 079-506-0343
poncrafts.com/home/inatona




2016年4月27日水曜日

移転オープン日について

移転オープンにむけ、準備作業を進めている日々です。
GWに移転オープンを、と励んでおりましたが
工事に時間がかかっているため 5月後半頃には お越し頂けるように、移転オープンできるように、なるかと思います。
皆様にはご迷惑をおかけし申し訳ありません。
新しいお店を どうぞ、お楽しみに☆☆☆ 
どうぞどうぞ、よろしくお願いいたします。
居七十七 店主


2016年3月19日土曜日

篠山と丹波に暮らす人々のものがたりを綴った一冊のエッセイにまつわる展示

居七十七の事もエッセイの一つにしていただいた、丹波と篠山の本 『篠山と丹波 知らない町の、家族に還る。』という本。本の内容や登場人物の人生が感じられる展示が、本日から 里山工房くもべ(旧雲部小学校)で行われています。丹波、篠山のいろんな側面が、垣間見れるのでは、と想像しております。そっと 寄り添うようなタッチで 文章、イラスト、写真が 綴られている本なので 優しい展示になりそう。居七十七の 漆器や木の器も並び、展示販売します。
先日お知らせしたように 現在、移転準備のため、居七十七は休業中なので、器は久しぶりのお披露目です。私達も 来週末に会場へ行こうと思っております。どうぞ、お越しくださいませ。
会期 3/19.20.21,  25.26.27
時間 11;00-16;00
里山工房くもべの、ランチの献立、ほんと美味しいです。内装デザイン、させていただきました~

2016年2月24日水曜日

※ 居七十七より【移 転 の お 知 ら せ 】※

ふっと暖かな日差しに恵まれた 翌日には、粉雪が舞ったり。寒暖を交互に繰り返しながら、居七十七前のあぜ道でもフキノトウが現れだし、少しずつ 春へと近づいてきました。先だってお伝えの通り、ただいまお店は冬期休業期間をいただいております。その間、器の製作や、春からのお店の準備にいそしんでおります。
その、準備している内容について・・・
春さまざまと芽吹く前に、皆様に大切なお知らせです。
たくさんの過程(物語)を経て、ご縁があって、この春、 居七十七を新たな場所へ引っ越しする事になりました。引っ越し、と、聞こえは 大きいですが、わりと近場への移転となります。 篠山市内・大山という地に。新たに居七十七を構える運びとなりました。
これまで脚を運んでくださったお客様方には、のどかな環境立地をも含めて 居七十七に親しみをもっていただいておりました。この場所、この村の事は、私達も並々ならぬ愛着があります。
山と田んぼに囲まれ 市街地と県道から程良い距離感である、お気に入りの地にて5年。製作し お客様にご覧頂く日々の中で、更により良い作品・品物を作る事ができる作業場・よりご覧頂きやすい店舗を築きたいと考えるようになりました。
これまで  皆様に様々教えていただいた事、 培ってこれた事を基盤として、大山にて 新たな居七十七を築き、皆様に喜んでいただければと思っております。

新店舗の改装と移転作業を経て ゴールデンウイーク頃のオープン予定です。
並ぶ品物の面々はこれまでと変わらず、同じく。鍛練と進化が加わる木漆工芸の作品や 私たちにまつわる雑貨、建材の販売、そして喫茶も引き続きご提供いたします。新たな地の居七十七を どうぞ、よろしくお願いします。

現時点での居七十七、最後の営業として 3月上旬の2日間だけですが、のれんをあげたいと思っております。よろしければ居七十七の建物に会いに、お越し下さいませ☆ 漆器や珈琲、タルト、ゆったりした空気と共にお待ちしております。

< 居七十七、移転前の最終営業日 >
3/5(sat):11時から16時まで
3/6(sun) 12時から17時まで


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—移転先となる新たな場所と建物について
丹南篠山口インターから車で10分、国道176号線西側の篠山市大山という地区です。
山と田、小川を静かにのぞみ、旧山陰道に面する 築60年ほどの古民家。
江戸後期から明治期は 同じ土地にて 造り酒屋が営まれていたり
現在の姿に建て替わってからは、煙草や塩を専売とする雑貨店としてご近所に親しまれていたそうです。
母屋・蔵・納屋・庭・畑、そして周囲の自然と建物の歴史。今と同じようにゆったりとした雰囲気でくつろげる場所になるかと思います。
オープン日が正式に決まりましたら、新住所、営業時間と合わせまして詳しくお知らせいたします。どうぞお楽しみに!!
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2016年1月25日月曜日

雪を被った居七十七

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冬季休業のお知らせ
この冬は製作打ち込み期間とするため、1/12(火) より春先まで 冬季休業をいただきます。ご迷惑をお掛けいたしますがどうぞよろしくお願いいたします。
上記期間中、居七十七のこと・商品について・オーダー・ 製作・設計についてなどの
お問い合わせは 下記にて受け付けております。
電 話 079-506-0343
inatona@poncrafts.com

*春のオープン日は、正式に決まりましたら、またお知らせいたします。
http://poncrafts.com/home/inatona_inatona.html
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今朝は今季2回目の積雪でした。
子を保育園に車で送るため、雪の日の朝は 気持ちに張り合いがうまれます。最初はこわかったですが、ほかのお母さんがたくましく運転してはる姿に、地味に感動し、私も奮い立って、アドレナリンもちょっと出て面白いです。ゆっくり運転するだけですが。。
そんな私たちを見守る、雪を被った 我が居七十七。






今季、お店は冬季休業をいただいておりますので ご来客人の道中を案ずることはなく それでも 出向いて参加する会議の予定が、交通事情で延期になったり、雪の日は 特別 不思議な気持ちになります。

店内は、完成前の器を最終乾燥中。



製作、設計、春からの計画。冬季の間、じっくり練っております〜 

冬の始め頃 取材いただいた記事の原稿が届き、昨夜、枕元で何べんも読み返しました。温かく柔らかい文章。文を目で追っていくと、何か美味しいものを食べた時みたいに、体内が めらめらっと、変わって行くのがわかるくらいの、柔らかさでした。春先 発行されましたら、お知らせします☆