今日は 居七十七4周年の、記念日! 今日はうっすら、ひんやりの梅雨日ですが オープンした日は燃えるような、夏の始まりのような、日でした。身が引き締まりました。暑いその日に訪れてくれた方が、 夏のオープンて良いねーと言ってくれました。
わかりにくい場所で 温かいお客様に恵まれ のれんを上げ続けて4年。
昨夜から、居七十七の事、ふかく思いめぐらせています。
口下手・プレゼン下手な私達に代わって 漆器などの商品を 空気感と共に 体現してくれている居七十七。お客様に、また 開店中、店番しながら製作や設計、家事に子育てする私達にも、 自由でゆったり、呼吸するような自然なお店の営みをさせてくれたり、、
居七十七開店前は、うまく呼吸できていませんでした。
製作や設計など ただ生み出す作業が多かったです。のれんをくぐってもらう場を持ち、森羅万象なくらいの様々なお客様とお話しすることで、 多くの温かな事を 自分の中に取り入れられるようになりました。
いっぽう 設計のお仕事では、 建築や内装を手塩にかけ完成し お施主さんにお渡しすると、 自分の手元には残らないのがいつも少し寂しいのです。居七十七という しつらえた空間を ずっと手元に置いて 皆さんと日々、共有でき 幸せな限りです。
まだまだ未熟なお店ですが これからもどうぞよろしくお願いします。居七十七
<↓野澤裕樹作、漆塗りの居七十七看板。日射と風雨により ツヤ消しで 良い味が出てきました>